【有効なBCPを作成するには】
有効なBCPを作成するには、分析フェーズが必要不可欠です。分析を行わず、既存の防災計画を加筆・修正するだけでは、有効なBCPを作成できません。分析フェーズでは、以下の事項を検討・分析します。
- 継続できなければ、社の存続を危うくする重要な事業は何か?
- 重要な事業の継続を危うくするリスクはどのようなものがあるか?
- 事業の継続に必要な重要な業務は何か?
- 重要な業務では、どのような経営リソースを必要とするか?
これらの分析を行わず、対策のみを考え出して作成したBCPは、有効なBCPになりません。”重要な業務を継続するために必要なリソース”が失われないようにする対策、失われた場合の対策を考えるのが、BCP策定です。また、BCP策定は、文書作成がゴールではありません。策定したBCPを使い、演習を重ね、いざという時に使えるBCPにすることが重要です。
【中小企業向けBCP策定支援では】
中小企業向けBCP策定支援では、上図のように5つのステップに分けて、プロジェクトを進めていきます。大別すると、ステップ2までが分析フェーズ、ステップ3以降が策定フェーズになります。BCPの対象とする事業の規模にもよりますが、概ね3か月をめどに策定を進めます。
中小企業向けBCP策定支援ご紹介資料をご用意しております。ご興味がございましたら、お問合せページよりお気軽にお問い合わせください。